
■先日は、お客様からお電話にて、
「グッピーの水槽に水草を植えたいのだが」
とご相談をいただきました。
私もグッピーの合う水草の種類はというおななしはよくするのですが、それ以前のステップにつきましてはあまりお話していませんでした。
温室にお出かえいただいたお客様には随分とお話している記憶があるのですが。
という訳でグッピー水槽に水草を言える時の注意点などを・・・あまりだらだらと書きますと「おぃ」といわれそうなのでなるべく簡単に書きにしてみました。
まず水草種類の選択の前に、これが最重要点です。
他の水槽なりショップから水草を持ちこむ訳ですから、一番気を使わ無くてはならないのは感染症のもちこみの危険性です。
お客様とお話させていただきますと、グッピーには最近随分と神経を使っていただいてる方が多い一方で、水草の持ち込みには割合寛容な方が多いのは事実です。
簡単にいえば、たとえばショップから水草をお求めになる場合ですが、きれいに展示された水草たちそこに結構多いのが一緒にオトシンクロスやコリドラスまたヤマトヌマエビなどが一緒に飼育されています。
通常問題の無い光景ではありますがこれがグッピーに関しては大問題なのであります、ようは輸入の魚と一緒になっていたという事はそこにあった水草を持ちこむという事は輸入の魚を入れたのと同じことになる訳です。
実際お付き合いのはじまったお客様の中でも何人かの方が水草から感染症をというお話をお聞きしております。
まぁヤマトヌマエビは基本的に日本のものですから本来は心配はないはずですが、とうしてもヌマエビの中にはなにかしらの輸入の魚が泳いでおりますからなんとも。
本来はこうした感染症の持ち込みの心配のない健康なグッピーのなかで育った水草を持ちこむ分には全くこうした心配は無いのですが、現在の市場環境ではそうした水草は販売されていることはまず無い訳ですから、ではどうすれば良いのか・・・・・。
一番簡単で早い方法は、植える予定の水草を一旦別の水槽に浮かべご自分のところで増えて淘汰する部分のグッピーをその分けた水槽に入れてみる。
基本的に21日みて、ハリ病なり感染症の症状が出なければ一応OKいった検疫体制をとるしかないのです。
検疫に使うグッピーには申しわけ無いのですが大事な個体を守るためのご奉公ということですまん。
そんな面倒は話はという事であれば「エイヤー」と植えこんでキャンブルしかありません。
また、こうした場合もあります。
「うちのアヌビアスながいんどよね〜、処分はせつないし、感染症?いろいろ飼ってきたからな〜」
よくあるお話です、わたしのところでも大昔のはそんな水草もありました。
どうすればよいのか?
どうしても別に水槽がいるのですが(加温のいらない夏場にやれはいいのです)全く生体のいない水槽にしてスネール・エビもダメ、ようは感染症を持ちこむ可能性のある生体のいない環境でやはり約21日維持して、まだ心配でしたら先ほどお話したように検疫をして見る。
ここまですれば一応手を尽くしたというところです。
この21日というのには意味があるのですが、少々厄介なはなしになりますのでここでは触れませんあしからず。
ようは薬では駆除することが出来ない、まぁホルマリンやハイターを使えば可能性はありますが当然水草が持ちませんので、こうした方法を一度はとるしか無いわけです。
あぁご安心ください、私のところのウォータースプライトをはじめとする水草は随分と昔にすべてこうした栽培検疫をしたののちのものでありますし、もう長が〜くグッピーのみでいっしょうに栽培されているものです。
先ほど説明いたしました 「感染症の持ち込みの心配のない健康なグッピーのなかで育った水草」であります。
結構新たな水草を持ちこむのは神経を使うものであります、面倒なはなしですがよい環境で健全はグッピーを楽しむために!