
■先日お客様からこんなお電話をいただきました。
「今すぐ産みそうな原種型エンドラーズいますか?」
「問題ありません」
「一つお聞きしてもいいですか?」
「はぃ」
「これでいただくのが3度目なんですが・・・・なかなかうまく増えてくれなくて・・・・」
「そうなんですか、どんな感じで飼われているんでしょうか?」
「水もきちんと合わせてありますし問題は無いと思うのですが、少しは増えるんですがだんだんに絶えてしまって・・・・・・・」
「合わせてある水というのはまずPHはどのくらいなっていますか?だいたいでいいんですが」
「えぇ、ちゃんと6.3くらいにはしてあります」
「えっ6.3ですか?」
「ええちゃんと間違いなく弱酸性にはしてあります、ピートも入っていますし」
「・・・・・・・・・・・・・」
エンドラーズの場合たまにこんな会話があるんですね。
そうなんです、エンドラーズが市場に出回る時にエンドラーズの生息地は水がピートでコーヒー色をしており酸性ぎみの水質でなどという無責任な情報が出ましたからね・・・・。
そうですね、ベネズエラ産でと言われると信じてしまいますよね。
グッピーの情報はたまにこうした根拠の無い無責任なものがありますので迷惑なはなしです。
実際私どもに現在増えている原種型エンドラーズは日本に持ち込む際採集場所の水質を調べてあり、PH値で7.8くらいあるそうで直射日光下の小川でほぼ止水に近く水は青水だそうです。
無責任な噂ばなしとは偉い違いであります、この青水でPHが高目というのはよく金魚などが飼育される環境に見られ植物性プランクトンが十分な光の中で十分に増え水中の炭酸ガスを吸収しつくして必然的にPHは高めになり十分な酸素が供給されている環境です。
ピートの話とは偉い違いであります。
まぁこれで今度お送りいたしましたエンドラーズはしっかり繁殖してくれることとおもいます。