原種とのの交配例
    ・原種型エンドラーズにレース模様をのせてみる! Part 5


原種型エンドラースに新しい表現をのせて見る。
大変に美しい原種型エンドラーズですが、もうすこし欲をだして見ようと思います。
構想としてこの美しいエンドラーズの表現にレース柄をのせればまた面白い表現が期待できるのではないかと考えてみました。

このように新しい表現を狙う場合は。
こうした新しい表現を狙う場合はまず、交配させる両品種の表現の遺伝的な要因がどこにあるのかを熟知する必要があります。

今回の交配の場合まずエンドラーズの表現はオスも持っています、そうして今回メスを使うレースコブラは
Part 3でお話いたしましたグラスコブラのコブラ表現とは異なりこのレースコブラの場合はメス側がこのレースコブラの表現を持っています。
X型と言われるものです、ですからメスとしては全くレースコブラの表現はしていませんが交配させた仔にはレークコブラ表現が現れるはずです。
結果が楽しみな交配です。

さてその交配結果は・・・・・・・

  

原種型エンドラーズのオスにレースコブラのメスを交配させる





得られたF1個体「エンドラーズレースコブラ」です。 

画像でご覧いただいているように得られたF1個体の表現は見事に両方の品種の表現が重なった表現になりました。
ボディーにはエンドラーズ独特のヘテロモファのような黒色の柄が出て良く見るとこめかみあたりにわずかですがオレンジ色が見えます、また全体にはレースコブラの表現になり尾びれには上下にオレンジ色がでました。
まさに「エンドラーズレースコブラ」であります。

F1個体で思うような表現が得られました。
1個体でこのように思うような個体が得られましと俄然やる気が出て来ますね。
こうした個体は厄介ないいかたをしますと「Yエンドラース Xレース」などと言いますがこの場合エンドラーズはメス側もオスと同じよな表現を見えないだけで持ってはいるようで本当にYエンドラースかどうかは定かではまあませんが。

このような原種型エンドラーズとの交配種「エンドラーズハイブリッド」という表現も非常に魅力のあるものですね。