ウォータースプライトとアメリカンスプライト  Part 5


実際水中化するウォータースプライトは増えすぎて困る?でもこんな使い方が。

ウォータースプライトは元来大変に丈夫なものでかなり悪辣環境でも順応し綺麗な萌葱色の葉を見せてくれます。
前回お話したようにウォータースプライトには多くの利点があることはお判りいただけたこととおもいます。
しかしこうしたウォータースプライトは爆発的に繁殖していきます、最終的には必要以上の部分は処分しなくては……・。
「おっとちょっとまってください!」
この増えすぎたものは捨てずにこのようにして保存してください。
増えすぎたウォータースプライトをビニール袋に入れ、手でクシャクシャとつぶし輪ゴムで止め冷凍保存してください。
これを何に使うのかといいますと、これを使う時はこの冷凍保存しておいたものをミキサーにかけていわゆる青汁のようにして使います。

・まず新たに水槽をセットする際にこのウォータースプライト青汁を添加します、何故か水作りが簡単にできます。
・またこんな時にも、なんとなくグッピーの調子が良くないこんな時にもウォータースプライト青汁は重宝します。

持ち込みによる感染症には無理ですが、普通に飼育している場合の体調をくずした場合や水作りには最適です。
ウォータースプライトにはこんな使い方もあるのであります、ポイントはこのように水中化するウォータースプライトでないとこのような使い方は出来ません。
たいした水草であります。
先人の知恵と手法は現代におきましても十分に活用できますね、

最近のアメリカンスプライトは……。

ウォータースプライトに対して細かい葉をして繊細な印象をあたえるアメリカンスプライトがあります。
このアメリカンスプライトも近年は水中化するものがなくなってしまいました。
現在アメリカンスプライトの名で販売され水中葉をを作るものはどうもアメリカンスプライトとベトナムタイプというものです。
どこが違うのかといいますと水中化した場合はじめはアメリカンスプライトと区別が出来ないのですが、時間がたち大株になりますと葉の先端が尖り葉先が垂れ下がります。
アメリカンスプライトはそうした水中葉は作りません。
別にこうした差はどうでもいいといえばそれだけなのですが、昔からの品種が失われて行くのは寂しいものです。
このようにグッピーを取り巻く環境は少しずつ変化している訳ですね。

水中葉のウオータースプライトがご希望のお客様はここから!