こんな品種もあります。
グッピーの代表品種の一つでありますブルーグラスどうしの仔をとってみます。
同じ品種からの仔でありますから基本的には得られる仔はすべて同じ表現になるはずであるのですがブルーグラスの場合はそうではありません。
さてその交配結果は・・・・・・・
X
ブルーグラスの雄にブルーグラスの雌を交配させる。
↓
ブルーグラス レッドグラス ブラオ
得られた仔の表現です。
これが得られた仔たちです。
あれあれって感じですね、大半はブルーグラスなのですが、御つきでレッドクラスとこの薄黒い品種(これはブラオといいいます)が現れてきます。
グッピーの品種はこのブルーグラスのように100%同じ仔が得られなくても出現してくる仔がきちんとわかっておりその出現する比率まで想像できる表現の物は一品種としています、ブルーグラスはその代表ですね。
ブルーグラスの、このきれいなブルーの色合いはレッドクラスの遺伝的表現とブラオの遺伝的表現の中間で表現されているものと考えていただけましたらよろしいとおもいます。
ですからブルーグラスどうしはいくら交配を重ねても必ずブルーグラスとともにレッドグラスとブラオが出現してくることになります。
ブルーグラスの維持には淘汰が必要!
このようにブルーグラスの表現にはレッドグラスとブラオを避けて繁殖させることは出来ないので、出現してくるブルーグラスからの仔の中から必ずレッドグラス・ブラオを選別する必要があります。
レッドクラスを野放しにすると代を追うごとにレッドグラスの出現が増し、ブラオを野放しにするとグラス柄が流れる傾向が強くなります。
ブルーグラスとお付き合いするには少しだけ手をかけて上げる必要がありますね。
しかし魅力的な空色です。 |