ウィーンエメラルド

Wien emerald
大変に古い品種です、ソード系品種の代表です
 
■尾びれの大きい品種とはまた一味違って魅力的です。

日本に入ってきて随分長い品種です。もともとはヨーロッパから輸入されたと言われています。
ソード系品種の快活な泳ぎと独特の品種表現はいまだに人気のあるものです。
大きめの水槽で水草を植え込んで自然繁殖させると、いっそう魅力が発揮されます。この時この品種の特徴を理解していただき、ゆるい淘汰をしていただくと長く楽しむ事ができます。

まず背びれは黄色で、尾びれは上下色合いが違う事。
体に単眼模様がある事、そして腰にメタリックグリーンがはっきりと現れていること。
この辺を基準に淘汰をしてください。

この品種の面白いところは、このスタイルしていて遺伝的にはダブルソードではないところです。 構造的にはトップ付きボトムで成立しているようです。
ですからウィーンエメラルドダブルーソードとはいわないのです。 品種名はなかなか上手く付けられていますね。


Canon EOS 10D・EF 50mm Compact-Micro Photo/S.kobayashi